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誰でも、簡単に、楽しく演奏が出来る魔法の笛、インディアンフルート。
・ネイティブフルート
・ネイティブアメリカンフルート
・ラブフルート
など、様々な呼び名があります。
その笛は、これまで音楽とは無縁で楽器を演奏したことがない方でも簡単に音楽を奏でることができ、自由に楽しめます


こちらの記事もご覧ください。インディアンフルートの歴史

しっかりと呼吸することや指を動かすことは健康にも効果的で、近年ではシニア層の方からの人気も高まっています。

即興演奏

インディアンフルートには、絶対にこう!!という決まりはありません。まずはご自身のお好きなように優しく息を吹きかけてみましょう。

ここでは、初心者の方にも分かりやすいように解説していきます。
インディアンフルートの楽しみ方はいくらでもあります。フルートサークルやアンサンブルも楽しいですが、まずは一人でも楽しめるインディアンフルート演奏の基本を紹介します。

インディアンフルートの指穴は6つ空いています。使う指は両手の人差し指と中指と薬指のみです。両手で指穴の上3つ、下3つをそれぞれ押えます。左右の手の上下はどちらでも構いませんが、利き手が下の方がやりやすいでしょう。

指穴を全部押さえたら、優しく息を吹きかけながら、下の穴から順番に指を離していきましょう。この時、上から3個目の指穴は離さないようにします。

これが、ペンタトニック音階と言われる魔法の音階です!
この音階は不思議なことに、気の向くまま(適当)に指を動かしてもそれらしく奏でることができます。この音階を使って、自分の思うままに即興で演奏を楽しむことができます。

この即興演奏は、フルートサークルなどインディアンフルートを楽しむ上でとても重要な要素だと思います。全く同じ演奏になることがない、その時その時の気分で奏でてください。

是非、思うままの適当』に指を動かして即興演奏をお楽しみください。

附属の革紐について
即興演奏を楽しみたい方は、上から3つ目の指穴に付属の革紐を装着することで、より簡単に楽しむことができます。革紐は、上から3つ目の穴から薬指が離れてしまってもペンタトニック音階になるようサポートしてくれます。

楽譜の演奏

インディアンフルートは即興演奏以外にも、有名な曲や憧れの曲など、楽譜が出ているような既存の曲も演奏できます。

基本の「ラドレミソラ」のペンタトニック音階に慣れたら、日本の童謡や唱歌を楽しく演奏できる「ドレミファソラシド」のダイアトニック音階を覚えていきましょう。特に、『ファ』と『ド』。余裕があったら『シ』も。特別に難しくはありません。ゆっくり練習してください。

※付属の革紐は外しておきましょう。

♯や♭を練習すれば、さらに出来る曲が増えます。
ご自身のペースで練習してみてください。

この記事の著者

Yosuke Matsuishi

1991年11月生まれ。愛知県半田市 出身。
2014年に㈱ヤマハミュージックジャパンに入社し、主に管楽器やギター等を中心とした楽器販売を行う。その後、家業である㈱マツイシ楽器店に入社し、営業部長として販売、学校・法人営業、音楽教室運営、各種イベント企画などを行う中でインディアンフルートと出会いクリント・ゴス氏の研修に参加。2023年、ハイスピリッツフルート輸入代理店であるジャッキープランニングオフィスの事業を引き継ぐ。
現在、㈱ジャッキープランニングオフィス代表取締役社長、㈱マツイシ楽器店 取締役副社長、名曲堂楽器㈱代表取締役社長、半田ジュニアブラスバンド事務局長を務める。

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